介護支援等連携指導料は、入院患者に対して医師や看護師・社会福祉士等が、患者担当のケアマネジャー(介護支援専門員)や相談支援専門員と共同で、退院後に望ましい介護サービスの情報提供・説明を行った場合に、入院中2回まで算定できる診療報酬の点数です(B005-1-2、400点前後・改定年度により変動)。
ポイントは「入院早期〜退院前」というタイミングで、医療機関側からケアマネへの橋渡しが公式に評価されている仕組みだという点です。
これをビジネスケアラー支援に応用する発想は、要するに「介護が始まる最初の接点」を押さえにいく、という考え方だと思います。
介護支援等連携指導料とビジネスケアラーの関連性を中心に考えていきます。
具体的な接続ポイントとしては:
1. 入退院支援部門との連携チャネル化
病院の入退院支援加算1の届出病棟では、指導料2の算定要件として地域のケアマネと平時から連携体制を構築していることが求められています。
鎌倉文庫のような外部の相談窓口・研修事業者が、この「連携体制」の一部(企業の従業員=ビジネスケアラー向けの相談窓口)として名乗りを上げられれば、病院側が退院支援の中で「ご家族に働きながら介護をされている方がいれば、こういう相談窓口があります」と自然に案内してもらえる導線が作れます。
2. スクリーニングのタイミングとしての活用
LEMON7のような介護離職リスク診断は、通常は企業経由で従業員にアプローチしますが、実際に家族が要介護状態になる瞬間は入院〜退院の局面で最初に顕在化します。
介護支援等連携指導料の算定タイミング(入院中2回)は、まさに「介護サービスの情報が必要になる瞬間」なので、ここに合わせて企業の人事・産業保健スタッフや本人向けに情報提供できれば、離職を防ぐ初動が早くなります。
3. 医療機関側のメリット提示
病院にとっては指導料そのものは算定回数が伸び悩んでいる(2018年ピーク約4.5万回→直近は3.7万回)という課題があり、ケアマネとの調整負担が算定率低下の一因とされています。
ここに「従業員家族の介護離職防止」という切り口で企業と提携している鎌倉文庫が、ケアマネとの調整や情報提供を代行できる立場として関わることは、病院側の算定率向上にも資する、という提案の仕方ができそうです。
つまり、この指導料自体を鎌倉文庫が直接算定することはできません(算定主体は保険医療機関)が、「指導料が発生する場面=病院の退院支援プロセス」に企業向けサービスとして接続する提携モデル(病院⇄ケアマネ⇄企業の産業保健/人事⇄鎌倉文庫)を作る、という位置づけが現実的だと思います。
この方向でホームページや企業向け提案資料に落とし込みたい場合、どのあたりから詰めていきましょうか。
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